一般検査(尿検査・便検査)

尿検査便検査

 腎臓で、血液によって全身から運ばれてきた不用物を水分とともに排泄するのが尿です。従って身体のどこかに異常ががあると、排泄されるべきものがされなかったり、排泄してはいけないものが含まれている場合があります。
 尿検査は尿中の各種細胞・蛋白・糖・ビリルビン等を調べることにより、全身の基本状態を探る検査です。尿検査は尿路(腎臓・尿管・膀胱)の疾患を調べることが第一目標ですが、その他に糖尿病・肝臓病・骨髄腫・悪性腫瘍・膵炎・感染症など多くの検査を調べるのに有効な検査です。
 そもそも尿検査は今から約3000年以上前から行われていたらしい。色・臭気・尿量などで異常を観察していました。

尿一般検査

尿の色調・比重・蛋白

ビリルビン
アセトン
潜血

尿沈渣

尿を遠心分離機にかけて沈殿した有形成分(赤血球・白血球・細胞・結晶など)を顕微鏡で観察します。
次のようなとき検査をします。

  • 腎臓、尿路系の異常が疑われるとき
  • 腎臓、尿路系疾患の経過観察
  • 尿一般検査で蛋白や潜血が陽性のとき
  • 肉眼的に混濁しているとき
  • 赤血球増加:大部分の尿路系疾患
    (急性腎炎・腎盂腎炎・膀胱炎・炎症性疾患・感染症)
  • 上皮細胞:炎症・尿細管障害
  • 細菌:細菌感染

便検査

便を用いた検査には

  1. 消化管からの出血がないかどうかを調べる「便潜血検査」
  2. 寄生虫感染を調べる「虫卵検査」
  3. 下痢などを引き起こす細菌やウイルスを調べる検査があります。

1.便潜血

便に血液が混じっているかどうかを調べる検査です。大腸がんの早期発見や、他の原因による消化管出血の有無をみるために行われます。
最近では食事などの影響がない免疫学的潜血が主流で、大腸がんのスクリーニングとして広く用いられています。

2.虫卵検査

回虫・ぎょう虫などの寄生虫は便に混ざった卵を顕微鏡で見つけることにより診断されます。
主に幼虫の寄生した淡水魚(鮎・ます)やサワガニなどを生で食べることにより感染します。体内に入った幼虫が成長し色々な臓器に寄生し、虫卵が便とともに排出されます。
淡水魚だけでなく、魚介類の生食には気をつけましょう

3.ウイルス感染

小児の下痢の原因の一つとして、アデノウイルスやロタウイルス感染が症があります。便と試薬を反応させることにより感染の有無を調べることができます

診療科・部門
長浜市立 湖北病院

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